夜逃げラッシュ
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夜逃げラッシュと聞いてなにごとか!!と思われた方も多いと思いますが、、、笑
これは中国における事柄で2011年ごろから密かに噂されてきた話なので、
いまさら感 MAXですが、少しお話しようと思います。
そもそも夜逃げが相次いでいるのは不動産開発会社なんですね。
今まで中国は不動産バブルと騒がれ、多数の富豪も産んできましたが、
今回も被害に 遭っているのは中国の一般市民になります。
どういう構図かといいますと、2011年からの金融引き締めの中で、不動産開発業者に
対する 銀行からの融資が激減する一方、多くの商業銀行は2013年の秋頃から、
個人住宅ローンに対する 貸し出しを停止するという断固たる措置に踏み切ったんですね。
それによってどういったことが起こったかというと、、、、
不動産物価の販売不振→開発業者の資金繰り難→不動産在庫の値下げ処分→価格の下落 という悪循環が起きてしまったんですね。。。。
そして不動産開発業者はやむを得ず、闇金に手を出し始め、それすら払えなくなり
夜逃げが相次いでいるというわけです。
ちなみに年間金利は30%ぐらいのところが多いので、日本の闇金よりは優しいですね 笑
しかもこういった闇金は金主が中国の一般市民が出資しているので、不動産開発会社
が 夜逃げして困るのは闇金融ではなく、結局は一般市民なんですよね。。。
それに加えて、中国で圧倒的なシェアを誇る信託商品があり、これは正規の金融機関
以外の 信託会社が個人から資金を預かって企業や開発プロジェクトに投資するもので
あるが、 高い利回りと引き換えに元金の保証はまったくないリスクの高い金融商品。
中国の悪名高いシャドーバンキング(影の銀行)の中核的存在をなすのはまさにこれなんです。
しかも全国の信託投資の約52%が不動産開発業に投じられているという。
皆様お分かりだと思いますが、今年から来年にかけて返済期のピークに達し、
約5兆元(約82兆円) 程度の貸し出しが返済期限を迎えることになるといわれています。
中国経済はこのまま終了してしまうのか。。。。
そして日本も他人事ではありません。近い将来、消費税はまた格段にアップし、
はたまた 経済破錠、ハイパーインフレなど、自分の資産を守れるのは自分だけです。
資産を分散させることはこれからの時代必須事項になってくるでしょう。
皆様はどう思われますか?
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